Irisで初めて自作キーボードを作りました

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Irisを選んだ理由

  • 自作キーボードに興味を持ったが、自分で作るのはハードル高そうに見え、完成として売っているErgoDox EZを買った
  • しばらくして慣れてきたが、意外と指がいろんなキーに届かないことがわかる(ErgoDox EZはキー数が結構多い)
  • 体に負担をかけないキーボードとは何かを考えてみた
    • ホームポジションから手が動かない
    • ホームポジションに4つの指を置いてから1つ分動かすのが限度なんじゃないだろうか
    • 親指もホームポジションを真ん中として3キーくらいは使えそう
  • う〜ん、こんなにキーいらないな。むしろ邪魔だなあと思えてきた
  • 6列3段で親指キーが3つあるもの探してみる
    • Orthodox - MECHKEYS
      • まさにこれ!だったが、現在は購入できなそう
    • Crkbd(コルネ) DIY キーボードキット - Pastry Keyboard - BOOTH
      • こちらも素敵!と思ったが、その時はこちらも在庫がない状態だったので断念。
      • 最近、在庫が復活したので即購入。こちらも後ほど組み立てます!
    • Iris - MECHKEYS
      • 4段だけど、まあ理想に近い形。エルゴにも近いし移行しやすそう。
      • もろもろキットになっていて、ビルドログも豊富にあるので自分にでもできそう!
      • とにかく早く作りたい!
      • ということでこれにしました。

購入

友人と初自作キーボードに挑む

  • 自作キーボードについて、熱く語っていた友人Nくんと一緒に作ることに。
  • 会場設営中。

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練習

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ビルド

だいぶ慣れたところで、組み立てへ。

ドキュメント

参考サイトを見てなんとなく理解して、最終的には公式サイトを元に作業した。
キーボードキット自体もアップデートされてる場合があるので、最新の手順を正としておいたほうが、間違いが少ないと思う。
ドキュメントにバージョンが書いてあるので、念のため確認しておきたい。

手順

  • LEDの手順はつけていないので省きますが、公式の手順にそって書いていきます。
  • コンポーネントの準備(Prepare components)
    • まずはダイオードを折り曲げて、挿しこみやすくします
      • 公式の曲げ方の通りにやってみましたが、案外うまくいくもんです(こんなんで大丈夫か?と思ったが)

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  • コンポーネントのハンダ付け(Solder components)
    • ダイオード、TRRSジャック、リセットスイッチのハンダ付けを行なっていきます
  • ダイオードのハンダ付け(Solder diodes)
    • ダイオードをPCBに挿しこむ
    • ダイオードは向きがあって、丸と四角のマークのうち、四角の方に黒線を配置する
    • PCBの裏表を間違えるとひどいことになるので、上側になる部分にマスキングテープで目印をしている
    • ダイオードがPCBの下側にくるように差し込んでいく
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    • よくある手順では足を開いて固定していますが、自分は初めてなこともあって不安だったので、マスキングテープで止めた(写真は撮り忘れました。。)
    • ダイオードは、接着部分が小さいので0.6mmか0.8mmくらいのハンダがつけやすい
    • ダイオードハンダ付け後
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  • リセットスイッチとTRRSジャックのハンダ付け(Solder push button and TRRS jacks)
    • リセットスイッチをProMicroの横のあたりにつけます
    • TRRSジャックはパッと見、同じような穴が多いので、戸惑うかもしれないですが、四角の中に入れるようにすれば、すぐわかると思う

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  • ProMicroのピンヘッダをハンダ付け(Solder Pro Micro header pins)
    • キースイッチをつける前につけておくこと!キースイッチがあると取り付けられません。
    • 公式の画像にあるように、ピンヘッダが深く挿さり、垂直になっている状態でハンダ付けをする

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  • 2U用のスタビライザーをつける(Add 2u stabilizers (optional))
    • 親指部分に2Uのキーを使う場合はここでスタビライザーをつける(自分は1Uを2個つけたので、スタビライザーはつけていません)
  • キースイッチのハンダ付け(Solder switches)
    • 公式だと四隅にはめて、PCBと合わせてましたが、自分は全部キースイッチをつけてから、キースイッチの足を垂直になおして、まとめてPCBに合わせました。どちらでも良いと思いますが。

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  • ProMicroのフラッシュ(Flash Pro Micros)
    • 本当は、ハンダ付けする前にやっておいた方が、問題がある場合に発見できて良いのですが、自分は全てつけ終わった後にやってしまいました。結果動いてよかったですが。。
  • ProMicroのハンダ付け(Solder Pro Micros)
    • ProMicroの間にあるキースイッチの足を可能な限り短く切る
    • 通電するプレートを使う場合は絶縁テープを貼っておく
    • ProMicro側とPCB側のRAWとTX0の表記を見て、同じ位置になるようにProMicroを差し込む
    • 正しく差し込めていれば、左右でProMicroの向きが裏表になる
    • 慎重にハンダ付けを行い、足を可能な限り短く切る

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  • ここで公式の記述は終わり
  • プレートにネジとスペーサーを差し込む
  • キースイッチをはめる

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  • TRRSジャックで左右のキーボードをつなぐ
  • MacやPCにmicro USBをつなぐ

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  • こちらでビルド作業は完了です

ファームウェア

  • ビルド環境の作成はErgoDox EZの時にやったので、『ErgoDox EZ 2週目 キー配列カスタマイズ - yfuku blog』を参照ください
  • Irisはteensyは使わないみたい
  • make iris/rev2:default:avrdudeで、Detecting USB port, reset your controller now.が表示されたらリセットボタンを押すと書き込まれる
  • 初回は
    • 左にUSBを差し込み、書き込む
    • 右にUSBを差し込み、書き込む
    • 再度、左にUSBを差し込み、書き込む
    • 以降は左のみに書き込んでいけば、両方に反映される
  • こちらでキー入力が反映できていれば問題ありません

まとめ

  • 思ったよりも何事もなく進んでよかった
  • Irisはいろんなビルドログがあるので、公式がよくわからなかったら参考にできるものがあって助かった(ので自分も一応記録を残しておきます)
  • 全くのハンダ初心者だとつらいので、練習キットや抵抗やダイオード、基盤も安いので単品で買って練習したほうが良い
  • うまくハンダが溶けないと焦ってしまうが、無理に長時間ハンダごてをつけてると部品が壊れる可能性があるので、ダメだと思ったら一呼吸おいたほうがよさそう
  • ダラダラ喋りながら、モクモクと試行錯誤して作っていくのは楽しい!
  • 作業に集中してしまうので、写真を取り忘れる・・・